「千秋が何話してんのか全く知らない。」

『…秘密だょ?…サム君が…薬を…。』

「薬?サムが?」

『…薬やってるって。』

「んだぁっ !!!???」

『ほんとにごめん。サム君の話しちゃって。
なんかさ、黙ってればよかったのにね。
美來に心配かけてごめんね?…
ってなんであたしが謝ってんの?ww
あたしは薬してないんだから…あれ?
でもサム君は薬しちゃってて…。
ん?ほんとにしてんのかな?
ありゃー。ただの噂なのに。けどさ、
噂流すのもダメなことだし。
……あれ?…あたしは薬してないんだから
謝んないで済むじゃんか。
いやいや、謝んないで済むというより
謝ることがない…ってゆーか。
あ、でもサム君の話しちゃったんだし…』

ぅゎっ こいつ超ウケる っ (笑)
馬鹿馬鹿だよ、あたしより馬鹿。
なにがだよ (笑) ほんとに気持ち悪い奴 ww

「千秋、腹立つからやめて。
まじイライラするから黙って。
気持ち悪いから一人でブツブツ喋んな (笑)」

『え!!!?!? あ、ごめんごめん。』

「んで、本題。サムが薬やってるって
どーゆーことよ?誰が話してたわけ?」


…………


千秋は周りをキョロキョロ見渡すと、


『原 俊太くん。』


そういった。