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2009*0612
はぁ……変な奴登場っ みたいな。
あんな奴さっさと消えちゃえ。
でもサムが助けてくれた!
あたしってこんな弱い女だったんだ。
ダメだ、もっと強くなろう。
サムに似合う女になるために……。
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「おはよー、千秋。」

久々の学校。

『ぅわっ 美來じゃんっ 。おはよー。
久し振りだねー 。元気だった?』

「超元気っ」

『そうみたいね。よかった♪

…あっ。

ねぇねぇ、あの話聞いた?
変な噂流れてるよ。』

「あの話ってなに? …
なになにー?あたし関係?」

『違うしっ (笑) 美來関係ねーしっ (笑)
あ、関係しちゃうかもな…いやいや、ないか』

「なんの話よ?」

『あんねー、ここだけの話、
サム君がヤバイらしいのよ。』

サム…?

「なんでサムの噂なんか…
みんなサムのこと知らないでしょ?」

『あんたバカぁ?サム君のこと知らない奴なんか
ここの地元の奴等にはいないんだよ?』

またあいつ…
何やらかしたんだよ…

「そんな有名なんだ、サム。
あ、んじゃあサムの本名わかる奴いるんじゃね?」

『あのサム君だよ?
絶対、誰にも本名を名乗らないの
あんたが一番知ってんでしょ?
って………そんな話じゃなくて、
噂よ噂!!!ほんとに知らないの?』