あたしは、学校に行く途中道に迷ってしまって入学式に遅れそうになった。

そして道でウロウロしていると、突然後ろから声を掛けられた。
「ねぇ、後ろ乗ってく?」
振り替えると、そこには誰もが見惚れるほどのイケメン好青年。

よく見ると彼は、あたしの高校と同じ制服を着ていて彼も新入生のようだった。自転車に乗っていて、後ろの荷台を顎で指している。