あたしは壮介の腕からするりと抜けて床にへたんと座り込んだ。 床が冷たい。 考えられない。 二連続告白。 「なぎさ」 壮介の声に胸がとび上がる。 「彼氏になってください、だろ」 壮介はしゃがみこみ、あたしと目線を合わせた。 どんだけ上から目線なんだか・・・