敦の眉がピクリと動く。


「こっちの可能性をつぶしてやったんだよ、ばか壮介!」


敦は少し怒ったように俺をつきとばすと、どこかに行ってしまった。


んだよ、もう・・・


俺がため息をつくと、次から次へと女が集まってきた。


「壮介ぇ、今日あそぼ」


「ねぇねぇ壮介ー!」


耳がキンキンする。


俺はイライラの最高潮に来ていた。