あれ、以外とあっさり。


今度はあたしが驚いた。


「もうHR始まるよ?」


敦はそういい残すと視聴覚室を出て行った。


あたしはへたんとその場所に座る。


埃っぽい部屋。


画用紙をくるくる丸め筒状になったのが部屋のあちこちに立てられていて、古いアナログレビみたいなパソコンがぽつんと置いてある部屋。


あたしは、どうやら告白されたらしい。