あたしはゆっくり肩を落とした。


落ち着け・・・自分。


ゆっくり深呼吸した。


「ぃーつーきぃ!おっそい!」


「っ、ごめん!」


友達の声で我に帰ったあたしは、手紙を無造作にスクールバックに詰め込むと、昇降口を出た。



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私は、ごくんとつばを飲み込むと、ゆっくりドアを開け、隙間から視聴覚室の様子を見た。