榊原とつかみあった悪魔の思い出から早2ヶ月。 ヤツとはもちろんあれから一言も話していない。 「・・・っ」 あたしはいつものようにドアを開けた。 いや、いつも道り・・・ではないかも。 場所もいつも通りではない。 なぜかというと、昨日の下駄箱で事件があったからだ。 ~~~~~~~~~~~~~~ 「樹~、早くー!」 下駄箱の先で樹達が呼んでいる。