「じゃーこの前までの続きするぞ、教科書持って来たなー」



遊園地

遊園地

遊園地



どうしよう、頭が混乱してきた。
桜君と二人で遊園地!

というか、こんな大事件で混乱しない方がおかしい。





「(ハッ!)」





ノートを見てみると、そこにはハートがいっぱい。
鉛筆で濃く塗られていた。

「(これ、無意識の内に私が・・・!?)」



なんちゅう・・・!!(恥)



「(け、消しゴム!)」

なんでこんなの描いてたんだろう?
遊園地、楽しみにしすぎ!

ちょっと落ち着こう。

あ、消しゴムあった!



ポロッ



「あっ」

って、言ってるそばから落としちゃったよ・・・

私は床に落ちてしまった消しゴムを取ろうとした。

「ダイジョブ燕ちゃん?はいこれっ」

「蘭ちゃんっ、ありがとうっ」

「いえいえ」

そういうと蘭ちゃんは笑顔で消しゴムを渡してくれた。

「ん?ノート・・・」



ノート?



「あっ!」

「可愛いそのハート!!」

しまった!!///

「上手いねー絵」

「そ、そんなことないですよっ!」

そ、そんなことより私のことは気にせず授業授業!!
ほんと、こんな絵なんでもないからっ!!(必死)



あ”〜っ!顔赤くなってきたっ!!!