え・・・?

「きっとチャラ男ばっか来るよ?」

「ち、チャラ男・・・?」

な、なにそれ?
変な名前の人だなぁ。

「飛我が知らない男にチヤホヤされてるところなんて、見たくない」

「え、そんな私がチヤホヤされる訳な―――――」





・・・ギュッ





「はっ!?!?///」

だ、抱きしめられてる!?
私、桜君に抱きしめられてる!!?!

「行くなー飛我!」

「え、ぇえっ!?///」

い、行くなってそんな!
無茶苦茶な!!

「行くなら勝手に飛我の部屋入っちゃうゾーッ!!」



えっ!?(☆皿☆)



「そんでもって飛我の昔のアルバム見ちゃうゾーッ!!!」

「なぁあっ!?」





え、ちょ・・・
そ、それは駄目ーっ!!(泣)





ていうか私、抱きしめられながらなんてこと言われてるんだ!?

「って、それでも無理です!行きます!!や、約束しちゃったんですっ!!」



ベリッ



私はしつこく抱きつく桜君をひっぺはがし、急いで部屋に入った。

「はーはーはー・・・っ!!」

い、一体なんなのっ!?

ていうかなんで桜君、私の家の前にいるの!?
気が動転して頭が今にもパンクしそう!

で、でも今はそんな場合じゃないっ。

「は、八時!?」

は、早く着替えなきゃっ!!


 * * *


プルルルッ
プルルルッ

・・・ガチャッ