「ねぇ優、はやく服かしてよー。」


「あっ、ゴメンごめん。えみ、パーカーかなんかかしてあげて。」


私ですかー!?

無理無理!


そんな背の高いお姉さんにかす服なんてありませんよー


第一、私身長150弱ですから!


高1で!


Mサイズどころか、Sだっていけますからー


こんな170近い人の服なんて、myクローゼットにはいらっしゃいませんし。


「無理、えみSサイズしかない。」


ちょっとおおげさに言ってやった。


だってかしたくないし。

「そっか…んじゃぁ僕の服かすよ。」


「え゛でも兄ちゃ「本当!?」


私の言葉を遮るように、花恋サンの言葉がとんできた。


「優ありがとー!大好き。じゃぁお借りしまーす!」


「僕の部屋の茶色い棚の一番上に何か入ってると思うから。」


「了ー解!んぢゃ、着替えてくるね〜っ!」