「あ…あのぉ。」


「なんだよ。」


「私達、初対面ですよね?」


「そうだよ。だから何だってんだ?」





ややや


やびゃーぁあ!


「逃げるぞっ!みおぉぉおお!」


「ちょっ…どうしたの?イキナリ!」


「兄ちゃんが言ってたの!初対面のヤンキーに絡まれたら顔を覚えられないうちに逃げろって!」

「お…おいうちらヤンキーぢゃ「逃げろーー!」


大魔王の手先二人組から針山を駆け上り楽園へと逃げるのだ。


「ぎゃぁぁああ!」





こうしてえみは、

大魔王の手先①という名の
1ー4真代沙羅

大魔王の手先②という名の
1ー4深澤嘉美

から針山という名の階段を上がり、楽園という名の1ー2の教室へ逃げたのだった。