あっ…。
この目は嘘を言ってない。

優「誠ですか…。素敵ですね。」

橘「でも、まだ見付かっていませんよ?」

橘は苦笑いした。

優「そうでしょうか?」

橘「えっ?」

優「自分が正しいと思っていることを突き進むことが誠なのではないのでしょうか?現に橘さんはもう自分の誠に突き進んでいますよ!例えば新撰組に入ったこと、毎日の稽古を欠かさないこと、あと今、私の手伝いをしてくれたこと!やらされたじゃなくて、自分がしたいことをすることが誠なんだと私は思います!」」

優はにこっと笑った。

橘は目を見開いた。