橘「凄い量の洗濯物ですね〜。」

橘さんが地面に落ちたぶんの洗濯物を拾ってくれた。

優「あっ!ごめんなさい、ありがとう。」

慌てお礼を言うと、橘さんは残りの洗濯物も両手に持った。

橘「僕も手伝いますよ!」

優「えっ!?ダメですよ!橘さんは稽古で疲れてるでしょ!」

私が洗濯物を受け取ろうとすると、ひょいっと私の手の届かない高さまで持ち上げた。

橘「ふっ。二人でやった方が早く終わりますよ!それもこんな大量な洗濯物を干したら、体力がつきそうですしね!」

優「うぅぅ。では、運ぶのだけ手伝ってもらえませんか?」

橘「喜んで♪」

二人で物干し竿がある庭まで歩いた。