「紗枝、こちらいろんな理由で居候してる、宮部 愁(miyabe syuu)と、多分奥で寝てるであろうやつは・・・」




「良い匂いする・・・。」



だぼだぼの服を着て目をこすっておきてきた美少年・・・・って!



「拓臣!?」



「紗枝・・・?」



「あら、知ってたのね」




「拓臣・・・なんでここに?」



「ちょっと。元気いる?」




「いるー!!」




「ん」




拓臣は、私よりもずっと背が高いから、覆いかぶさったような状態でぎゅーをしてくれる。



このとき、私は安心するから、””元気をもらう””ということにしている。




拓臣がしばらくして離すと、その場であわてている愁がいた。