「あっ、美弥ねぇ!制服!!」



「ちゃんと買ってあるわよ。紗枝じゃないんだから」




「私じゃないってどういう意味よー」



頬をふくらませて言うと、美弥ねぇはその頬をつっついて。




「そのまんまの意味よ。紗枝は忘れっぽいから」





「う~・・・」




あっているので反論さえできない。





「ほら、ここが家よ」





「ふわぁ・・・・おっきいねぇ、このマンション」


私はつい、はしゃいでしまってその場でぴょんぴょんしてた。




「紗枝の住んでたところは田舎だったからねぇ」







そういっててきぱきとエレベーターのボタンをおす




「ほら、入って」




「あっ、うん」



ひゃー!!10階以上あるー!!