優しくその大きな手で

頭をなでてくれたこと

絶対に、絶対に忘れないよ。


「裕翔君に聞いてほしい事があるのっ」

「うん。」

「私…裕翔君が好き。

 好きなの。」



「だめなの。とまんないのぉ… 

 席替えなんて嫌だぁ。

 だって、だって、

 …ッ・・・うぇぇん」