でも今日は違った。

「えみえみえみえみえみえみえみ!」

!?!?

後ろを振り返ると裕翔君がいた。

下校時に裕翔君と会ったのも

話したのも初めて。

「ど、どうしたのぉ…?」

「これっ!忘れもの」

それは一冊のノートだった。

「あ…」