「あ………髪と足と太股と…お尻?きゃあっ!」
太陽の手が太股に触れたかと思うとスカートの中に滑り込む。ジタバタもがいてもがっちり押さえ込まれて逃げられない。さっきの男のゴツゴツした手とは違うしなやかな長い指。熱い手……。
「ちょっ……ヤダヤダ~!」
「ふん…」
最後に桜の髪を手に取りチュッと口づけると何事もなかったように背を向ける。
-ちょっと何なの~!?-
「おいお前」
「いい加減名前覚えなよ。武志!」
「タケ」
太陽はチョイチョイと指でこっちにこいと合図する。ビクッと固まる武志。
「お前まだガキなんだからあんなクソ共じゃなくてもっとまともな奴等と付き合えや。紹介してやっからよ」
「えっ」
「携帯持ってんだろ。携番教えとけ」
「はっはい!」
武志から携帯番号を聞き出すと、自らコールする。
「それ、俺の番号ね」
「いいんすか!?」
「まぁ桜助けて貰ったしな。女守るなんて見所あんじゃん?」
「ありがとうございます!」
顔を赤くして舞い上がる武志。桜にしてみればこんなおちゃらけた太陽の携帯番号貰って嬉しい気持ちが分からない。涼しい顔でバイクを走らせる太陽の背中。
「ねぇ!」
「あ?」
「忘れ物、取りに行かないと……」
「あぁ……おとしまえな」
「何~?」
「いいんだよ。少し黙れ」
「む~っ……」
連れて行かれた先はこ洒落たカフェ。太陽に連れられて中に入ると、一直線に窓際の席に向かう。そこには下を向いた女性が1人…。フワフワの巻き髪に胸元が強調されたワンピース胸が大きい美人系……。
-は~……太陽も元兄ィも同じような好みで…もうやだ。コンプレックス刺激されまくり…-
つかつか近付く太陽と手を引かれて歩く桜に気付くと青ざめた顔でガタッと立ち上がると駆け寄ってすがりつく。
「太陽っごめんなさい!私そんなつもりじゃなくて…昨日デート中にその娘見つけて急に帰っちゃったから。その、ちょっといたずらするつもりだったの。いいじゃない、ほら何もなかったんでしょ?ねっ」
胸の形が変わるくらいぐいぐい密着されても太陽は顔色一つ変えず冷たい視線で見下ろす。
太陽の手が太股に触れたかと思うとスカートの中に滑り込む。ジタバタもがいてもがっちり押さえ込まれて逃げられない。さっきの男のゴツゴツした手とは違うしなやかな長い指。熱い手……。
「ちょっ……ヤダヤダ~!」
「ふん…」
最後に桜の髪を手に取りチュッと口づけると何事もなかったように背を向ける。
-ちょっと何なの~!?-
「おいお前」
「いい加減名前覚えなよ。武志!」
「タケ」
太陽はチョイチョイと指でこっちにこいと合図する。ビクッと固まる武志。
「お前まだガキなんだからあんなクソ共じゃなくてもっとまともな奴等と付き合えや。紹介してやっからよ」
「えっ」
「携帯持ってんだろ。携番教えとけ」
「はっはい!」
武志から携帯番号を聞き出すと、自らコールする。
「それ、俺の番号ね」
「いいんすか!?」
「まぁ桜助けて貰ったしな。女守るなんて見所あんじゃん?」
「ありがとうございます!」
顔を赤くして舞い上がる武志。桜にしてみればこんなおちゃらけた太陽の携帯番号貰って嬉しい気持ちが分からない。涼しい顔でバイクを走らせる太陽の背中。
「ねぇ!」
「あ?」
「忘れ物、取りに行かないと……」
「あぁ……おとしまえな」
「何~?」
「いいんだよ。少し黙れ」
「む~っ……」
連れて行かれた先はこ洒落たカフェ。太陽に連れられて中に入ると、一直線に窓際の席に向かう。そこには下を向いた女性が1人…。フワフワの巻き髪に胸元が強調されたワンピース胸が大きい美人系……。
-は~……太陽も元兄ィも同じような好みで…もうやだ。コンプレックス刺激されまくり…-
つかつか近付く太陽と手を引かれて歩く桜に気付くと青ざめた顔でガタッと立ち上がると駆け寄ってすがりつく。
「太陽っごめんなさい!私そんなつもりじゃなくて…昨日デート中にその娘見つけて急に帰っちゃったから。その、ちょっといたずらするつもりだったの。いいじゃない、ほら何もなかったんでしょ?ねっ」
胸の形が変わるくらいぐいぐい密着されても太陽は顔色一つ変えず冷たい視線で見下ろす。