~queen~

樹龍…か。

久しぶりすぎて…

まったく緊張しねぇな。

ってか。

今頃何の用だってんだ‼

せっかくこっちはよ~

平和に暮らしてんのに。

今頃出てくんじゃねぇっての!

「名簿10は…。

天童……さんっ!?」

「あぁ??」

そう呼ばれて

あたしは先生を

にらんだ。

「あ…10って言ったら…

小林君よね‼」

とか、変なこと言い始めた。

ってか、誰だよ小林って。

10と小林??

意味わかんねぇんだけど。

「何やってんだよ、朱莉」

そう言われて横を見れば

呆れた顔の連

「は??何が」

「呼ばれただけで睨む癖…

どうにかしたら??」