「もうすっかり大人ねー」





「いやぁもう俺も21ですから!」


洋くん…21歳………


もしかして




「覚える真帆?もう
全く会ってなかったわよね、
すぐ近くに住んでた
ほら、ひろくんよ!
その椅子懐かしいわねー
おばあちゃんが好きだったわ。」



「ずっと俺ん家に
置いてたんですよ、
日がよく当たるからって
ここに来ていつでも
ゆっくりできるようにって。笑」




「まあそうだったの。
その椅子、そこに
置いておいて大丈夫よ。
それより本当に懐かしいわねえ、元気なの?」