「じゃあな」

「うん」
俺たちは下駄箱で別れた。

俺のクラスは1-2だ。
教室に入ると

連れである亮太(りょうた)に話しかけられた。
「おっ、一輝おはよ♪すげぇクマだなぁ、また夜遊びか?」
俺は
「あぁ」
とだけ答えて席についた。