はぁ、今まで付き合ってきた男子
心の中では本気で付き合ってないんだよなぁ・・・。
まぁこの事を世間に知られたら『タラシ』ってやつ?
はぁいい出会いないかなぁ。

「もぉやだ。」
とつぶやいた私は東城苺。
「なにがよぉ。あんたはモテモテなんだから男子に告ったら
イ・チ・コ・ロでしょ?モテモテ女子は困りますねぇ。」
と言い返してきた大心友のありさ。
本名は伊東ありさ。
「意味分かんない。つか恋愛の事でもぉやだって
言ったんじゃないし。ありさ頭大丈夫?」
「だって顔に出てるもん。苺ってすぐ顔に出るからイジりがいがある!」
やっぱ大心友のありさには何があっても分かっちゃったかぁ。
「はい。そうですよ。恋愛の事ですよーだ。」
「何威張ってんのよ!相談乗ってあげるから、言ってごらん?」
言ったら絶対呆れられるかな・・・。
「言わない。絶対呆れるから。聞かない方が良いよ。うん。
絶対。」
「呆れないから!!お願い!苺の力になりたいの!」
「もぉ絶対だよ!絶対呆れないでよ?」
「はいはい。わかったよ。」
「実は・・・。」
そして私はありさにその恋愛相談をしてみた。
そしたら・・・。
「はぁはぁ。そうゆう事ねぇ・・・。複雑だね・・・。」
「うん。なんか本当のところ最近誰とも付き合ってないし恋の仕方も忘れた~。」
「えっ!?うそでしょ?恋の仕方まで忘れたの?」
「うん。そんなに驚かないで。」
「あんなに恋愛してた苺がねぇ・・・。
じゃもうすぐ冬休みだし、男子も呼んでパーティしよ?打ち上げ的な!」
「でも付き合った事のある男子はやめてね?」
「分かってる!でも今回は私にまかせてくれない?」
「うん・・・。大丈夫?任せても・・・。」
「うん!任せて!」