「おぉ、ロミオ、あなたはなぜロミオなの?」
あ、まだ北川君の話が続いてる。
こんな時、前のナカちゃんならペシッと北川君の頭を叩いて突っ込んでいたはずなのに。
席についたまま携帯をポチポチしてるだけのナカちゃん。
「俺、今日アキちゃんの唇奪うかなぁ。な、遥斗」
北川君は急に思い立ったように柚木君の首に腕を回すと、キスする振りをした。
「ぶっちゅーっとな」
「アホか」
すぐに柚木君は北川君を振り払う。
私は……ちょっとだけドキドキした。
まだ私達はキスどころか、手を繋いだ事もない。
「おぉ、そこの寂しいお嬢さん、男紹介しようか?」
北川君は今度はナカちゃんにちょっかいをかけだした。
「うるさい」
「またまたぁ、寂しいんだろ?いい奴いたら教えるからさぁ」
あ、まだ北川君の話が続いてる。
こんな時、前のナカちゃんならペシッと北川君の頭を叩いて突っ込んでいたはずなのに。
席についたまま携帯をポチポチしてるだけのナカちゃん。
「俺、今日アキちゃんの唇奪うかなぁ。な、遥斗」
北川君は急に思い立ったように柚木君の首に腕を回すと、キスする振りをした。
「ぶっちゅーっとな」
「アホか」
すぐに柚木君は北川君を振り払う。
私は……ちょっとだけドキドキした。
まだ私達はキスどころか、手を繋いだ事もない。
「おぉ、そこの寂しいお嬢さん、男紹介しようか?」
北川君は今度はナカちゃんにちょっかいをかけだした。
「うるさい」
「またまたぁ、寂しいんだろ?いい奴いたら教えるからさぁ」