「あのさ、楓花、入試の時何か気づいたことあった?」
ん?気づいたこと?
「何??あートイレ以外、あんまりナカちゃんが教室から出ないようにするのは気になったけど」
「あー、はは。そっかそっか。あれはさ、隣の教室でゴキブリ出たとか聞いたからさ、行かない方がいいと思って」
「そうだったの?」
私がちょっと息抜きに水飲みに行きたいと言うと、なぜか必死でナカちゃんに止められてたんだよね。
「ま、いっか。今度もしかしたらすごいプレゼント贈れるかもしれないから、楽しみに待っててよ」
「プレゼント??」
「そ。合格したらね!」
「えーじゃあ私もナカちゃんにプレゼントしたい!」
「あ、いーのいーの。別に私が用意するようなもんじゃないからさ、気にしないで」
「へ?」
何だろうと首をかしげたとき、
「いたっ」
ちょうど登校してきた北川君が鞄でナカちゃんのお尻をパシッと叩いていた。
相変わらず仲良し?な二人は、「痛いから!」「でかいケツが邪魔なんだよ」って言い争う。
ん?気づいたこと?
「何??あートイレ以外、あんまりナカちゃんが教室から出ないようにするのは気になったけど」
「あー、はは。そっかそっか。あれはさ、隣の教室でゴキブリ出たとか聞いたからさ、行かない方がいいと思って」
「そうだったの?」
私がちょっと息抜きに水飲みに行きたいと言うと、なぜか必死でナカちゃんに止められてたんだよね。
「ま、いっか。今度もしかしたらすごいプレゼント贈れるかもしれないから、楽しみに待っててよ」
「プレゼント??」
「そ。合格したらね!」
「えーじゃあ私もナカちゃんにプレゼントしたい!」
「あ、いーのいーの。別に私が用意するようなもんじゃないからさ、気にしないで」
「へ?」
何だろうと首をかしげたとき、
「いたっ」
ちょうど登校してきた北川君が鞄でナカちゃんのお尻をパシッと叩いていた。
相変わらず仲良し?な二人は、「痛いから!」「でかいケツが邪魔なんだよ」って言い争う。