衝撃波はミーナに向かって行った。


衝撃波がミーナにぶつかる瞬間、ミーナを黒いバリアみたいなものがミーナを包んだ。


『ぐっ…くそ!!くそ!!くそ!!』


ヴィルグロースは連発で衝撃波をミーナに向かって放った。


しかし、衝撃波が当たるたびにミーナを黒いバリアみたいなものが包みミーナを守った。


『あたしはサラさんじゃない…サラさんじゃないけど、今あなたを止められるのはあたしだけだから…もう止めてヴィルグロース…』


ミーナはゆっくりと立ち上がり、ヴィルグロースの心に語りかけた。


『何故、衝撃波が効かない!!』


ヴィルグロースは叫んだ。