悔しい…
なんでこんなやつに…
私がそう思っていたら、
「俺から告白したのに断ったって周りが知ったらどうなると思う?」
こいつ…
何が言いたい…
「きっと、俺の後ろにいつもいる女たちはお前をいじめるだろうな」
私はそう言った玲音の言葉にピクンッと体が反応した。
いつの間にか手に持っていた本を置いた玲音が私の前に立っていた。
今私と玲音の間には何もない。
だから、私が反応してしまったのを見ていたんだろう。
それが気になったのか、ジッと私を見ている。
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