『お前、全然可愛くないから。このブス!』
『私の彼氏、捕ろうとしないでよ!』
『お前自体が目障りなのよ』
『早く消えちゃえ』
『男子はみんなふざけで告ってんのに、真に受けてんじゃねぇよ』
女の子たちは言いたいことだけ言うと、『これ以上、男子に近付かないで』と最後に言って帰っていった。
私は、言われたことにすごく傷付いた。
でもショック過ぎて涙は出てこなかった。
私って……
目障りだったんだ…
消えたほうがいいのかな…
男子はみんなふざけだったんだね……
私はそのあと、どうやって家まで帰ったのか分からない。
気付いたらベッドの上にいた。