夢を…

みていた。


いつかきっと
愛されると。

いつかきっと
愛する人が現れると。


甘く
美しく
まばゆいほどに
幸せな

そんな世界が

いつか来る。

いつかきっと

きっと

…と。



でもそれは
夢だった。

夢でしか
なかった。

儚い
儚い

朧のような
夢だった。