考えてもしかたない事を考えることで、胸の痛みを忘れようとしている。

でもすべては私を痛め続ける。


―――あなたに何度も恋をしている。

瞬きするたびに堕とされている。


けれどあなたは

一度も振り返らない。



あなたにとって

私など


必要のない



ものだから。