ねぇ、太一…。



君とまた関わっていたら前みたいに戻れるかな。



好きとかじゃなくて昔みたいに一緒にいられたりするかな。



大切な幼なじみとして。



どうしてそんなにあたしと関わりたくなかったのか


どうしてそんなにあたしを過去にしたかったのか


どうしてそんなに変わってしまったのか



太一の気持ちを知るよしもなくただ疑問しか思い浮かばなかった。


この時までは…―。