…ガシャン

毎日のように割れるガラス。

もう死にたいよ。



いつからだろう…?

お母さんがこんな風になってしまったのは。

「杏璃はお母さんの自慢の子だよ。」

アレは嘘だったのかな…?

あたしは慌てて家を飛び出し、道路へ駆け込んだ。

キーッー……

あぁ。やっと死ねるんだ。

もうあんな思いしなくていいんだよね?

それからは意識をなくした。