「結局今って、あんたらの関係どうなってんの?」


単刀直入に、ミホはそう聞いてきた。


『どうって?あたしと春樹?秀?』
「どっちも!あたしはてっきり、春樹くんのほうとくっつくのかと思ってたよ。
 だけど最近、やけに秋川くんと仲がいいからさ…」


ミホは探るような目であたしを見ながら、ずずっとストローに口つけた。


そんなミホに、あたしは…


『…あたしと春樹がくっつくことは、絶対にないから…』


複雑な思いを抱えて笑った。