『なんかミホと寄り道するのも久々だね~』


あたしとミホは、帰り道にあるマックに寄って、適当にお茶をしていた。


「確かに。大会があったから、休みなかったしね」
『さすが、勝ち進んでるだけあるじゃん!』
「まぁ、頑張ってる甲斐はあるかな」


そう言って、ミホは照れくさそうに笑った。


「って、今日はあたしの話をするために誘ったんじゃなくて…」

『へ?』


ミホは急にじとっとあたしの顔を見る。