そんなことを話していると、いつものように


「美鈴~!!」

『秀…』


秀があたしのクラスへとやってきた。



 ―俺……美鈴が好きなんだ…―



あの告白があってから、秀はいつも以上にあたしについて回るようになった。

決して気まずくなるような関係にはなっていない。
むしろ傍に秀がいて、その空気に居心地の良さを感じていた。