「美鈴っ!てめぇ、またやりやがったなっ!!」
『え~?うわっ、何その顔!』


今日も変わりなく過ぎる日常。

春樹のおでこには「バカ」と書かれていた。


「こいつ、毎回毎回…」
『それでも起きない春樹はすごいと思う』
「お前、感心してないで…」

「よっ!!」


途端に、あたしたちの会話に入ってくる人がいた。