もしも今日抑えれば
春樹とのことは終わらすことができたかもしれない。


この留守電を聞かなければ
今あたしは公園になんか向かっていなかった。


秀のことが好き。
裏切りたくなんかない。


だけど…



《俺…お前のこと、すげぇ好き…》



溢れ出すこの想いを
もう自分でも止めることは出来なかった。