春樹が去っていって5分。
さすがに次の授業もサボるわけにもいかないので、あたしもゆっくりと立ち上がった。


ダメダメッ!
ここでひるんだら、せっかくのこの関係が崩れちゃうんだから…。

あたしはぺちっと頬を叩いて、自分のクラスへと戻っていった。



教室にのドアを開けると
すでに机の上に突っ伏して寝ている春樹の姿が…。


あたしはツカツカと春樹のもとまで行くと



 パチーン!!


「いってー!!」



思いきり、春樹の頭を叩いた。