『ん~!イイ天気っ!!』


秀の誤解が解けた次の日
あたしはすがすがしい気持ちで学校に行った。


今日は文化祭の片付け。
あたしらのクラスは団結力があるのか、すぐに片付けが終わってしまった。


だけど秀のクラスはまだ終わってないみたいで
あたしは秀を待つため、一人屋上で時間をつぶしてる。


『早く終わんないかな~…』


と、ポツリと呟きながら外を眺めていた。


そんなとき


 ガチャ…


『ぁ…』

「……」


春樹が屋上へと現れた。