「お前、朝からマジうっせぇ!!」

『ぇえ~?だってこれくらい叫ばないと、春樹くん起きないと思って』

「てめぇじゃねぇんだから、普通に起きるよ!!」

『あ、ごめ~ん』


あたしはクスクスと笑いながら、自分の席についた。


なんか春樹とこうやるのも、かなり久々かも。


『久しぶり』
「おぉ…」


あたしと春樹は、いまさらながら普通の挨拶を交わした。


なんだか夏休みの間だけなのに
もっと長い間、話していなかったみたい。


思えば、ずっと北条さんが一緒だったもんなー…。

今はめずらしくいないみたいだけど。