「白崎ってば───…」 …トン、 瞬間、肩に少しばかりの重みと頬にふわりとした感触… …な、に? あたしが白崎の方にそっと顔を向けるとガシャンと小さな音を立てて床に白崎のメガネが落ちた。 うわうわ、どうしよ! てか、白崎… 「…寝てる?」 肩を動かさないようにあたしは白崎の顔をのぞいてみる。