「おはようございます。」



次の日、白崎はホントにメガネで来て、騒いでいた女の子達もまるで昨日のことが嘘だったように───、




「ね、白崎クン!ここ、教えてー♪」



「ずるい!あたしも!」



「あたしがさきだよぉ。」




ならない…



白崎の周りは女子で溢れかえっている。



あたしが挨拶を返すこともできない。



…なに、コレ?



メガネなのに、何故?