「…明日からメガネで来て」 「どんな俺でもいいって言ったのに?」 「それとこれとは話しが別、──…」 ………ちゅ、 軽く響いたリップ音。 ぐっと引き寄せられたのは一瞬の事で。 …………目を閉じる暇すらなかった。 これは、その…… キス、? 「し、ろさき、?」 「うるさいから」 何で、真顔? うるさいからって、 スタスタとあたしの手を引いて歩き出した白崎。