おそるおそるドアを開けた。


「よっ！開けるの遅いなお前。」


「ごめんごめん。あのさちょっと今から注意事項をいうからよく聞いて。」


「なんだよ？」


「あのねまず、いつもみたいな感じはやめて、好青年って感じ？にしてほしいの」


「好青年？それは、いつもの俺だろ～！」


「え・・・・じゃなくて、もっと上の好青年！後、言葉使いもきをつけて。以上」


「なんだそれ・・・まぁ俺ほどお前の彼氏にお似合いなやつはいないって証明してやるよ！」


「よろしく★」

ドアを開くとお母さんは一礼して海翔を案内した。


「こんにちは。海翔くんだよね？いつも美由がお世話になっています。美由の母です。」


お母さん、すっごく素晴らしい挨拶！

私、尊敬しちゃったよ今！