「で・・でも、はっきり言うけど!あんた私のタイプじゃないの!だから付き合え・・」

言おうとしたら言葉で塞がれてしまった。

「そう・・でもね俺は美由ちゃんを諦められないな・・・。そうだなぁ~もし俺と付き合ってくれないなら俺、明日クラスの皆に美由ちゃんが振ったってばらしちゃうよ?」

茶髪は黒い瞳で私を見つめ、私はなぜかドキドキしてしまう。

「・・・分かったわよ・・・」

「お!マジ!?やった~~~!美由ちゃんよろしくね!」

まぁまぁー!なんていう奴だ・・・。一気に人が変わってしまう。

まぁ・・そこまで悪い奴でもないし・・・付き合ってみるのもいいかな・・

そう思っていた私。

でもこんな簡単な考えはすぐに終わってしまう。