?『わぁ!!ホントにあの桜木さん!?』

飛鳥『…え?』

?『君は有名人なんだよ!』

?何を言ってるんだ。この男は。

飛鳥『どういう意味?』

?『君はね、この中学生のなかでもめずらしい、特殊能力があるんだよね!!』

…頭でもおかしいのか。この男。

飛鳥『君、名前知らないけど病院行きなよ。』

?『酷いこと言うなー。』

だって、他に考えられるか?特殊能力って…どこの2次元だww

飛鳥『そもそも特殊能力って何?』

?『なんかさ、世界に平和をもたらすとか何とか…』

…コイツ、ホントに頭が…と呆れて私は

飛鳥『…プッwwなにそれ。アンタホントに病院行きな?』

すると彼は、表情を変えた。

?『…やっと笑ったね♪』ニコッ

ドキッと音がしたが、それはどことなく嫌な予感もしていた。
…ここから私の世界は一変してしまうのだが。