医『疲労と過労による貧血ね。』

…ホ。心配かけやがって…((グラッ

医『無茶して走ったのね。』
遊斗『スンマセン…』
医『少し仕事があるから、休んでなさい。』
飛鳥『…うぅ…』

あ、目ェ覚ましたな。

遊斗『大丈夫か?』
飛鳥『うん…アレ?出し物の準備は…!?』

…こんなになってもまだクラスのためか。ホントお人好し…

遊斗『お前、準備の最中に気ィ失ったんだよ。』
飛鳥『そっか…』

何か震えてねぇか?

遊斗『どうしたんだよ。』
飛鳥『五月蠅い』

なっ…せっかく心配してやってるのに

遊斗『…ハア。病人はおとなしく言う事聴け!!どうしたんだ』

すると観念したのか、泣きそうな声で答えた。

飛鳥『人が怖いよ…私』

遊斗『…え』

飛鳥『私…人を好きになれないの…どうしよう…』

そう言って桜木は泣きながら俺に抱きついていた