沙奈&李綾&燐目線(^-^)/
沙「何?渋谷まで1890円?なんかの間違えだよね。」
李「間違えじゃない。」
沙「ぬぅぅ。往復で、、、。」
李「どうする?やめる?」
沙「やー。」
李「あ。竹倉さん。」
沙「いやー。知らなかった。電車の乗り継ぎは完璧に予習したのに。まさか渋谷まで片道1890円とは。」
燐「大人料金だからな。」
李「何度もいってるの?」
燐「うん。渋谷はね。」
沙「おい。悪だな。どんな感じなの。最近は。」
燐「いなかったと思う。」
沙「え?」
燐「そうゆう格好してるやつ。渋谷には。」
沙「えっ?俺溶け込めない?渋谷に溶け込めない?」
燐「うん。その格好はやめた方が。」
沙「えー。じゃあ、速攻脱ぐ」
李「あ。きた。」
沙「やー。ちょっとまってよ。」
ーー汽車の中ーー
李「よかったね。竹倉さんが一緒にいってくれて。」
燐「あ。おお。」
沙「次の乗り換え確認しとこうぜ?」
李「うん」
ーー渋谷ーー
燐「こっちこっち。」
沙「何が安心だよ。ここ本当に渋谷?」
燐「たぶん渋谷。」
沙「来たことないならないでゆってよ。」
燐「本当は子供同士でこんなとこきちゃだめなんだよ」
沙「それも。先にゆってよ。」
李「渋谷駅はこっちだから。」
燐「や。あっちだって。」
沙「こっちだから。」
燐「あっちだから。」
沙「こっちだから。ほら。山手線来たからこっちだよ。」
燐「あっちから来たからこっちだから。」
李「あっ。由那ちゃんだ。」
沙「ゆ、由那ちゃん?」
由「沙奈!李綾も久しぶり」
燐「誰?」
沙「小学校のときの友達。」
由「私立受験合格してこっちに来たんです。」
燐「お。中学受験勝ち組?」
由「群青由那です。」
燐「竹倉燐です。どもども。や~素敵な制服をお召しで」
沙「何媚うってんだよ。」
燐「や~。なんとなく。」
沙「お前どこに住んでんの?」
由「今はあのマンション。」
沙「あは。ボロいな。」
由「や。そのおくのやつ。」
沙「えっ?」