「Sparkleは!?」
あたしの声にみんな反応した。
「スパークル?」
「そう!! Sparkle!」
最初に反応したメグにあたしは答える。
「意味は?」
晴空先輩があたしに聞く。
「意味は…輝きです」
晴空先輩から、ヒントを得た。
あたしの考えた名前。
「カッコいいじゃん!!」
巧先輩からは高評価。
「優芽らしいね!! あたしも良いと思う!」
メグも良いって…!
やった!!
そのとき、頭の上にぽんっとのった、明らかにあたしより重みのある手。
そして…
「やるじゃん」
柔らかい笑みを浮かべ、あたしの目を見ながら、そう言った。
ずきゅん!!
やばい…。
カッコいいです…晴空先輩…。
メグと巧先輩からも誉めてもらえたけど、比べものにならないくらい嬉しい。
なんでいきなりそんなことするんですか…。
そんな、特別な人に見せるような笑顔…あたしに見せちゃって…。
胸の高鳴りが止まりません!