バァン!!


と扉が開いた。


「美嘉…派手な登場だね…。」


希穂の声が静まった教室に響く。

それが面白くてわたしは
足をバタバタさせながら笑った。

「小梅が喜んでるよ、希穂。」
優が冷静に言う。


その風景をみて静まった教室も
段々賑わってきた。


それに比べていまだに
息をハァハァさせているみっちゃん。


日直間に合わなかったのかな？？